カメラ修理の専門店
ナガノ カメラ ワーク |
昔、カメラが月給の何倍もし、もっと昔は家一軒ほどもするカメラがあったと言われる頃の写真機。
私たちは、カメラを買うときには、一生もの、孫、子、の代まで使えるカメラ、そんな気持ちでカメラを買い、使い続けてきたと思います。
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この時代はカメラを製造する会社もそれにこたえる物つくりをしてきました。
本体ダイキャストに部品を人の手によりひとつずつ取り付け、組み立て、調整する。 また、安いカメラでもお客様にできるだけ長く使っていただけるよう、物つくりをするのが当たり前、それがカメラ作りでした。
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カメラを買った人も、大切に使い、10年に一度くらい分解掃除を続ければ、一生使える、子供にも残せる。 カメラとは人々の憧れと、大切なものでした。
このようなものつくりをされたカメラは現在でも、出来るかぎり分解し、清掃し、給油し、組み立て、調整すれば、ほとんどのカメラが充分使用できるようになります。
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当店も30年くらい前よりメーカー各社の指定修理店として、製品の技術講習を受け、各種測定器、調整用治具、工具、各社の調整用コンピュータを備え、修理を続けています。
しかし現在のカメラが、メカニカルな部分の制御を電子回路に置き換え、本体、部品の樹脂化、分解できないユニット化された部品の集合体となり、修理はほとんどが何らかの部品交換を必要とし、部品をユニットで交換し、ROMの書き換えで調整を行っています。
これらのカメラは、製造中止後7年から10年のメーカーでの部品保有年限が切れると、メーカーよりの部品の入手が困難となり、ユニット部品は分解修理が出来ず、修理不能になるカメラが増えています。
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でも、1970年代以前のカメラはまだまだ、昔ながらのカメラ作りを継承して製造されたものが多くあります、それらのカメラはほとんど今でも修理可能です、 まだまだフィルムで写真を写すことができます。
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150年以上前から私たちの 家族、友人、家、町 を記録してきたフイルムカメラ、 その写真は皆様のところに プリント、フィルムとしてアルバムなどに残っているのではないでしょうか?
アルバムを開いてみると 何十年も前の記憶がその中に見て取れます。
今、お子様を撮影した デジタルカメラや携帯の映像が、これがあなたの誕生の時や子供時代の姿だよと、20数年後、大人となった子供たちに伝えられる映像が残っているでしょうか
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ナガノカメラワークは 時代の記憶として、映像作品として、永遠に残るフイルム画像を記録できるカメラをいつまでも使用していただけるよう 修理者の側よりお手伝いをしたいと考えています。 |
長野
浩 |