R I V E R S I D E
Takayuki Aoki exhibition テーマは、川から見える町並の風景に決まった。 いつ作品制作をするか。 空の環境があまり変わらない日を選んだ。 細部のディテールにこだわりたい...中判によるブローニーフィルムを使う。 カメラを持ってファインダーを覗いて見る。 ある暑い夏の快晴の日にシャッターをきり始めた。 水平垂直を出来るだけ保ちシャッターを押す。 淡々と見えてくる町並の裏の風景を写真におさめたいという気持ちが湧いてくる。 川の一区間を途切れなく撮影をする。 ワクワクしてシャッターを押す時は楽しい。 道路から見える町並の風景とは違った風景。 川の存在が普段は見えない町並の風景を私に見ることを可能にしてくれる。 新鮮な風景や新たなシチュエーションがそこにはある。 川と町は続いているのだという思いを感じる。
暑い夏のある日の風景である。 |